いびきが起きるには様々な原因があります。
一つだけの原因でいびきが起きる場合もありますが、複合的な原因によって起きることも多いようです。
肥満
いびきには肥満が大きく影響すると考えられており、体重の増加とともにその割合が多くなると言われています。
体重増加により、あご周囲、首周り、喉や舌も太くなり、その結果気道が周りから圧迫され気道が狭くなることでいびきの発生につながっていると考えられています。
鼻づまりによるいびき
風邪などや、炎症を起こすことで鼻づまりになっていると、それだけでも空気の通り道が狭くなることでいびきが起きる場合があります。
また、鼻づまりで呼吸が苦しくなると、口を開けて呼吸するようになります。口を開けることで、喉のそばにある軟口蓋という部位が、喉の方へ落ち込むことにより気道が狭くなります。これもいびきに繋がると考えられています。
また病気でなくても、先天的に鼻腔が狭かったり、鼻骨が曲がっている方も鼻呼吸がしにくいことで睡眠時に口呼吸になり、いびきをかきやすくなると考えられています。
寝方
いびきの原因に、睡眠中に舌が喉の方へ落ち込み気道を圧迫し、空気の通り道を狭くすることがあります。気道が狭くなることにより、呼吸をした時の空気が流れる速度も上がり、周囲の粘膜が振動することによっていびきが起きるというものです。
飲酒
アルコールには、筋肉の緊張を和らげる作用と、血管を拡張させる作用があります。
筋肉の緊張が和らぐ作用によって、あごや喉、舌の筋肉も緩むので、睡眠時に上気道が狭くなり、これがいびきをかきやすくさせます。
また、血管を拡張させる作用で、鼻が詰まりやすくなります。鼻が詰まると睡眠中に口呼吸をするので、これもいびきに繋がります。
疲れやストレス
人間の身体は、疲れやストレスが溜まると、それを解消するために力を抜いたり、より多く酸素を取り込むことで回復しようとします。
睡眠中に身体が力を抜こうとすると筋肉が緩み、上気道が舌で塞がれ狭くなることで、いびきが起きやすくなります。また、酸素をより多く取り入れようとすると、口呼吸になってしまう場合がありますので、これもいびきに繋がります。
鼻の病気:アレルギー性鼻炎など
鼻炎による鼻づまりが続くと、睡眠時に鼻呼吸が苦しくて口で呼吸をしてしまうことにより、いびきが起きると考えられています。ただし、口呼吸がいびきを引き起こすからといって、鼻が詰まっているのに安易に口呼吸を止めるためにいびき防止グッズを使うのは危険です。睡眠中の酸素不足も身体にとって非常に悪影響ですので、まずは鼻炎を抑える治療を行いましょう。
顎の形
一般的に、先天的に舌や気道周辺が以下の形状の人は呼吸した空気の通り道が狭いことが多く、いびきを起こしやすいと考えられています。
- あごが小さい
- 口蓋垂が太く長い
- 口蓋弓が広くなり、膜を張っている
- 舌扁桃 が大きい
- 舌が大きく厚みがある
老化
老化によって筋力が落ちてくることによっていびきが起きるといわれています。
これは喉や舌を支える筋肉が衰え弱くなってくることで、気道が狭くなるためと言われています。一般的には30歳位が筋肉のピークであると言われ、50歳位まで筋力が段々と低下していき、60歳位で急速に落ち込むとされています。
ただし、年を取ったからといって老化が原因とすぐ断定するのは危険です。いびきは他に原因がある場合、または複合的に原因がある場合も多いので、医師による診断を行ったほうが良いと考えられます。
